28 9月 2015

薄束幅製本

実績, 栄久堂のブログ 薄束幅製本 はコメントを受け付けていません。

今回ご紹介します特殊製本はこちらです。

 

A4正寸

A4正寸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一見、なんの変哲もないA4冊子

しかし、ノギスを使用し天側からみてみると…

 

 

 

 

束幅0.95㎜

束幅0.95㎜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在弊社で可能な極薄のアジロ綴じ製本です。

 

24 9月 2015

パリフォトにノミネート

実績 パリフォトにノミネート はコメントを受け付けていません。

先日ご紹介しました全頁の大きさが違うバラバラな本(滝沢広写真集 “MASS”) が、

2015-06-17 14.57.18 2015-06-17 14.57.44

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと、

PHOTOBOOK AWARDS 2015: THE SHORTLIST

にノミネートされました!

全世界60か国近くの1,000冊以上の中から35冊が選ばれました。

選ばれた35冊の写真集はパリの Paris Photo’s festival に展示され、

11月12日に最終選考、13日13時にパリフォトで発表されます。

 

 

17 9月 2015

「疾駆」シリーズ

未分類 「疾駆」シリーズ はコメントを受け付けていません。

今回は弊社がシリーズで関わらせて頂いている「疾駆」をご紹介したいと思います。

グラフィックデザイナー田中義久さんが毎回好き放題にデザインしている

半ばエクスペリメンタルな製本ばかりです。

 ・表紙から本文が飛び出ている本。

 ・開かない本。

 ・ページが不揃いな本。

 ・背表紙の無い本。

http://chic-magazine.jp/

毎回毎回、複雑な本なので頭を悩ませて作っています。

造本デザインをされる時の、ヒントの一つにでもなればと思います。

 

疾駆vol.1  天側に10ミリ程度のチリ付き、本文の天側はアンカット

2015-04-17 13.23.46

疾駆vol.3 天・地・小口側に10ミリ程度のチリ付き、本文はすべて袋綴じ、背表紙無しで表・裏に芯ボールを合紙

2015-04-17 13.21.56

疾駆vol.4 天側は10ミリのチリとアンカット、本文は16頁ごとに色をかえて、表1には二つ折りをカバーのように掛けて、背継ぎ表紙のように見せている

2015-05-15 16.33.51

疾駆vol.5 開かない本、一見通常の本に見えるが、ハードカバーの表紙が筒状になっていて、その中に並製本が入っている

IMG_1691

疾駆vol.6 折ったままの折丁が綴じられており、天側は袋になったまま。袋の中面には文字などコンテンツは無く水色がベタで印刷されている。表1には窓抜き加工が施されており、その窓から本文の最初のページが見える。

13 7月 2015

隠し2穴製本 2

実績 隠し2穴製本 2 はコメントを受け付けていません。

今回紹介する特殊製本は「隠し2穴製本 2」です。

以前紹介しました「隠し2穴製本」より

技術的に一工夫行います。

表3対向-表3

表3対向-表3

 

 

 

 

 

 

 

 

以前は表3対向に2穴開いておりましたが

今回はその穴がありません。

 

本文最終頁

本文最終頁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2穴がどこにあるかと言えば

表3対向を一枚捲った次の頁に開いてております。

簡単に製工程をご紹介しましょう。

①通常の製本工程(折・丁合)を進め、ノド側を背固めします。

②仮背固めした本文に2穴を開けます。

③穴を開けた本文の最終頁にペラを貼込ます。

④ペラを貼込した本文をバインダーへ投げ込み、ミーリングし、表紙をくるめば終了。

この製本は、通常の2穴製本より約3倍時間がかかります。

 

本文ミシン目

本文ミシン目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回もファイルにセットが出来るように、本文にミシン目が入っております。

 

18 6月 2015

大きさの違うバラバラの本

実績 大きさの違うバラバラの本 はコメントを受け付けていません。

今回は超・特殊な製本、なんと全ページ大きさの違うバラバラの本をご紹介します。

本文の大きさが皆違うんです!

縦に長いもの、横に細長いもの、小さいページ、大きいページ、おまけに紙の種類も違っているので、

一時はどうやって製本するのか、どういったものが出来上がるか不安でしたが、

出来上がってみるとすごくカッコイイものに。

さすがのデザイン力を感じた作品でした。

***********************************

「滝沢 広」 写真集

出版社:Newfave、 デザイン:塚原敬史(trimdesign

2015-06-17 14.57.18

2015-06-17 14.57.44

2015-06-17 14.58.23

 

 

 

 

 

 

 

2015-06-17 14.59.27

2015-06-17 14.59.43

2015-06-17 15.00.49

2015-06-17 15.00.26

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16 6月 2015

隠し2穴製本

実績 隠し2穴製本 はコメントを受け付けていません。

今回紹介する特殊製本は「隠し2穴製本」です。

先日紹介しました「加除式」に似た製本ですが、

本文のみに2穴が開いている製本です。

20150616085935

表3-表3対向

図のように表紙には2穴が開いておりません。

今回も簡単ではありますが、製本工程をご紹介しましょう。

①通常の製本工程(折・丁合)を進め、ノド側を仮背固めします。

②仮背固めした本文に2穴を開けます。

③2穴開けた本文をバインダーへ投げ込み、ミーリングし、表紙をくるみめば終了です。

今回紹介しました製本ですが、「加除式」と用途が似ており、

本文中にミシン目を入れておけば、後でファイルにセット出来るようになります。

 

本文ミシン目-1

本文ミシン目-1

本文ミシン目-2

本文ミシン目-2

主に、学校での問題集で使われているようです。

10 6月 2015

弊社出版物「南三陸町からの手紙」とPOTとのコラボツアー、いよいよ開始!

インフォメーション, 栄久堂のブログ 弊社出版物「南三陸町からの手紙」とPOTとのコラボツアー、いよいよ開始! はコメントを受け付けていません。

弊社が3.11の震災以降毎年出版+南三陸町を支援している出版物「南三陸町からの手紙」とPower of Tap(POT:タップダンスを通して南三陸町を支援されている団体)とのコラボツアーが、いよいよ6月14日(日)の大阪から開始します。

書籍とタップダンスのコラボツアーなんて聞いたことも無いと想いますが、志は一緒、風化されつつある震災への想いを忘れないよう、「忘災」にならないよう、自分たちのできることで少しでも復興の支援ができたらいいなと始めたものです。

震災の1年後から毎年出版していますが、今年はタップダンスの力をお借りして、少しでも多くの方々に読んでいただきたいと思っています。いつ、どこで、誰に襲いかかって来るか分からない自然災害に対して、私たちも何か出来ると信じています。

今回の会場は大阪、雲州堂 http://www.iori-unshudo.com/access/

開場:13:30、開演:14:00、チケット代金 3,500円

詳細はこちらまで

2015-05-26 12.49.59ファイル 2015-05-27 15 07 44

25 5月 2015

加除式製本

実績 加除式製本 はコメントを受け付けていません。

 今回は弊社で作製しました特殊製本をご紹介します。

『加除式製本』…法令集・規則集・商品カタログ等で内容に変更が出た場合、

後々本文を簡単に差し替えが出来るようにする製本様式

文章にするとよくわからないかもしれませんが、

皆様も必ず一度は目にされているはずのものです。

簡単ではありますが、製本工程をご紹介しましょう。

①通常の製本工程(折・丁合)を進め、ノド側を仮背固めし、天地・小口側を仕上げます。

背固め

背固め

②後々本文を簡単差し替えを出来るようにしますので、本文の束幅はかなりあります。

束幅37.82㎜

束幅37.82㎜

③仕上げた小口から逆算して、ノド側に2穴をあけます。

2穴あけ

2穴あけ

④そして最後にノド側を仕上げれば、完成です。

仕上げ

仕上げ

ある文具にセットすれば、一度は目にしたことがあるばずです。

加除式製本

加除式製本

19 5月 2015

和綴じの写真集

栄久堂のブログ 和綴じの写真集 はコメントを受け付けていません。

最近、様々な特殊な製本に携わっていると、日本の写真集が海外で随分と評価されていることに気がつく。それも写真云々よりも、一つのアート作品としての評価が高いような気がする。如何に中身(コンテンツ)と外見(装丁)の関係性が表現されているか?ということだ。

そのような特殊な写真集の中で、製本に携わったもので和綴じがある。和綴じとはいわゆる日本独自の製本方法で、お坊さんの使う経本などがその種類に当てはまる。小口側が全ページ袋になっていて、本文のページ数が少ない場合などボリュームを持たせるために使用する場合もある。通常袋になっている小口側には水をつけて膨らみを無くすようにするが、最近は様々な用紙があるため、水をつけるとくっついてしまうようなものもある。今回携わったものは正にこのくっ付いてしまう紙の一種で、水をつけると開かない本が出来上がってしまう。水をつけないで如何に収まりを良くするか、工夫が必要だった。写真は束見本だが、想像していたより収まりが良く綺麗に仕上がった。

2015-04-30 13.20.24

28 4月 2015

筋押機

栄久堂のブログ 筋押機 はコメントを受け付けていません。

今回は栄久堂の設備をご紹介します。

1年前位から弊社に導入されたのですが、まだ活躍の場を与えられていない設備がありました。

 「筋押機」
F1000020

 

 使用方法はまず出来本を筋押刃の下にセットし、筋の位置を目盛で調節します。

 

目盛調整

そして筋押機本体下部にあるペダルを踏む。

上下に付いている筋押刃に挟まれ、

 

開き筋

開き筋が入るという…

とっても原始的な機械です。

束見本又は、10冊未満の小ロット製本向きな機械です。