【実験的製本レポート】vol.70
「実験的製本レポートvol.70」
● 仕上がりサイズ:新書判変形:縦175㎜×左右110㎜×厚18㎜
● 綴じ方:糸綴りコデックス装(黄色糸)s+表裏表紙(芯ボールを表紙で巻いたもの)
● 表紙:ユーライト四六110k(芯材:NPCC#36)
● 本文:248p:(モンテルキア四六81.5k、b7トラネクスト四六86k)
● 付き物:見返し(NTラシャ漆黒 四六100k)
● コメント:
皆さん、こんにちは。
前回の更新(1月)からあっという間に月日が過ぎてしまいました。
これからは2週間に一度のペースでアップしていければと思っておりますので、
今後も引き続き「実験的製本レポート」をよろしくお願いします。
今回はコデックス装に厚表紙(芯ボールを表紙で巻いたもの)を表と裏に貼ったものに、なんと市販されている滑り止め防止のシートを貼ってみました。
滑り止めシートってご存知でしょうか?
ゴムのようなビニール性の合成材で作られていて、モノが滑って落ちたりとかしないように、モノの下に敷いたりします。
例えばカーペットの下に敷いたり、我が家ではバスマットの下に敷いてますが。
今回はたまたま、弊社工場内でテープカッターの落下防止のために使われていた、滑り止め防止のシートがあったので使ってみました。
よく見るとビニール製のツブツブが付いていて、見た目的にはそれなりに規則性のある模様で面白いんですが、本当に滑らない!
今回はたまたま一冊だけだったので良かったですが、複数冊作るときには本を重ねたりして揃えますので、作業性は酷いですね。
でも、机の上に置いておいたりしても、絶対に滑らないので、本が落下して壊れるようなことは無いです。
本に滑り止めシートを貼ってみようなんて誰が思いついたんでしょうね?
この組み合わせは面白いと思いました〜
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。