20
2月
2018
【実験的製本レポート】vol.39
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「実験的製本レポートvol.39」
● 仕上がりサイズ:B4変形:縦315㎜×左右122㎜
● 綴じ方:アズマ綴じ
● 本文:104p(8p両観音×13丁):上質紙しらおい 四六55㎏
● 表紙:表表紙、裏表紙:ダンボール
● コメント:
今回は前回のお経本にならって超縦長の本を作ってみました。表紙は表と裏にダンボールを貼って、中身は両観音折りになっています。ですので写真では分かりにくいですが、左右それぞれにページが広がるようになっています。出窓を両手で広げるようなイメージですね。表ページにはイラストが描かれていて、両サイドのページを開くと中には美しい言葉が広がっていたり、またその逆も良いかもしれません。両サイドのページを広げることによって、隠れている世界が広がるような、飛び出す絵本のような感覚に近いかもしれません。
サイズは超縦長なので、やはり詩集や俳句集などに適してると思います。中身はそんな感じで和のテイストですが、表紙にはダンボールを貼って少しカジュアルな感じを表現しています。背中にクロスを貼ってみたり、箔押しを施してみるのも良いかもしれません。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。