【へんな本レポート】Vol.5
今回のレポートであっという間に5回目となりました。この5回目を機にタイトルを変更しようと思います。
ズバリ、「へんな本レポート」
今までの「束見本」だとどうしても固い感じがするので、また多くの人が「束見本」という言葉を知らないだろうと思い、今回以降「へんな本レポート」で行こうと思います。(ちなみに「束見本」というのは、本を生産する前に印刷してない白紙の紙を使って作るサンプルのことです。)
また、twitter、Facebook、Instagramで「#へんな本」でアップしていきますので、この活動が少しでも広がったら面白いなと思います。
さて今回もへんな本を作りました!
● 仕上がりサイズ:
①縦200㎜×左右146㎜〜154㎜×厚さ3㎜
②縦200㎜×左右146㎜〜154㎜×厚さ5㎜
● 綴じ方:無線綴じ
● 本文:
①16p(b7トラネクスト 46/68.5k)※本文全て袋綴じ
②32p(b7トラネクスト 46/68.5k)※本文全て袋綴じ
● 表紙:ニューVマット K/93.5k
● コメント:
今回は本文の小口(左右)の長さが階段状になるように長さの違う本を作ってみました。①のページ数の少ない方は、表紙の左右の寸法が146㎜、そして最初の本文ページの寸法が148㎜、次が150㎜、152㎜、154㎜、今度は152㎜、150㎜、148㎜、そして最後の表4は146㎜というように本の中央のページの左右幅が長く、本を側面から見ると山切りカットのようになっています。②のページ数の多い方は各長さそれぞれ2枚ずつになっています。長さが段々になっているとページをめくる際、指が引っかかりやすくとてもめくりやすくなります。今回は2㎜づつ段々と長くなっていますが、0.5㎜づつ位にするともっと綺麗な弧が出来るような気がします。