栄久堂 設備紹介 (トライオート編 その6)
月曜ブログ担当の矢嶋です。
今回は予告通り、「投込み(ハガキ・パンフレット)」の工程を紹介します。
弊社にあるトライオートには、投込みのユニットが2つついております。
画像のように左右に1ユニットずつ付いております。
1ユニットに絞って、どのように投込まれるか画像とともに追ってみます。
このユニットにセット可能な投込みは最小でA6、最大でA5サイズです。
カバー・帯・売上カード(スリップ)と同じように下部から一枚づつ給紙されます。
「タコ」と呼ばれるゴムの部品で、空気の力をかりて、一枚ずつ引っぱり給紙する仕組みです。
送られてきた本に合わせて、ユニットが連動し、パンフレットを投込みます。
投込みの出口まで本が送られます。
しかし、投込みが2点だけとは限らない場合があります。
またA5サイズ以上の投込みがある場合もあります。
そのような時は、ユニットから投込み出口まで少し間が開いていますので
人力でパンフレットを差し込みます。
弊社では2ユニット+2人力=投込み4点まで可能です。
投げ込まれた本は本文出口まで送られ、左右に1冊づつ振り分けられ集積されます。
ここで本を取り出し、トライオートの全工程が終了となります。
6週に亘り、トライオートのご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここでもう一度、最初の動画をご覧いただければ、
よりわかり易いのではないのでしょうか?
製本だけでなく、トライオート関連のカバー・帯掛け、投込みの
ご発注をお待ちしております。