16 6月 2018

【実験的製本レポート】vol.54

【へんな本レポート】, 【束見本レポート】, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.54 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.54

 

  仕上がりサイズ:B5変形:縦225×左右156×厚13

●  綴じ方:糸綴り並製

  本文:96p:サテン金藤 46/135k

  コメント

 

 

皆さん、こんにちは。

 

今週のレポートはアップが大幅に遅れてしまいました。

そろそろ「毎週火曜日にアップしている」という文言を外した方が良さそうですね。

 

ところで、今回はゴムバンドが表紙についているノートを作ってみました。

市販されているものでゴムバンド付きのものをたまに見かけますが、ほとんどが下の写真のように縦か横方向に止めるようになってますよね。

 

 

「ゴム付きノート 写真」の画像検索結果 「ゴム付きノート 写真」の画像検索結果 「ゴム付きノート 写真」の画像検索結果

 

 

それを今回は斜めに掛けられるようにしてみました。

実際にかけてみると、これがなかなかオシャレでいい感じです。

 

 

 

 

表4(裏表紙)のコーナーの一箇所に着けました。ここだと斜めの他に縦や横にも掛けられます。

 

 

 

 

 

使わない時のゴムバンドの処理も、下の写真のようにすればスッキリ、これは我ながらいいアイデアだと思いました。

 

 

 

 

今回の仕様も決して大量生産に対応出来るような内容ではありませんが、

こんな本(ノート)があったらいいなぁと思うものが作れました。

今回も何かのヒントになれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

06 6月 2018

【実験的製本レポート】vol.53

【へんな本レポート】, 【束見本レポート】, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.53 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.53

 

  仕上がりサイズ:B5変形:縦263×左右188×厚25

●  綴じ方:アズマ綴じ+背中に寒冷紗巻き

  表紙:NPCC#24

  本文:318p:上質紙 46/110k

  コメント

 

 

先週も色付けでしたが、なんと今回も色付けです。

 

前々回同様、3色を使って三方塗りしています。

 

天地、小口…、今回は色だけでなく左右の寸法まで違います。

 

一番短い部分の左右寸法は158㎜、2番目は173㎜、一番長いのが188㎜、

それぞれ15㎜ずつの段差が出来ています。

 

綴じ方は開きの良いアズマ綴じ、補強のためにも背中には寒冷紗を貼っています。

 

表紙に関しては、段差の部分を覆うような感じで、左右の寸法を伸ばしています。

 

今回の仕様も決して大量生産に対応出来るような内容ではありませんが、

こんな本が書店に並んでたら、間違いなく目立つでしょうね。

 

今回も何かのヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

   

 

29 5月 2018

【実験的製本レポート】vol.52

【へんな本レポート】, 【束見本レポート】, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.52 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.52

 

  仕上がりサイズ:B6変形:縦180×左右127×厚32

●  綴じ方:無線綴じ並製

  表紙:アートポスト46/180k

  見返し:タントY-8 46/130k

  カバー:用紙:未明、帯:色上質 黒 特厚

  本文:800p:淡クリームキンマリ 46/55k

  コメント

 

弊社の職人は、何やら最近小口や天地の色付けにこだわっているようで、今回も天と地に色塗りしています。

 

しかも今回は斜めに色を付けてます!

 

そして2色!

 

 

天側は赤、地側が黒、地側には黒色の腰帯も掛かっていて、いい感じで調和しています。

 

ほんのちょっとのアクセントですが、随分と見え方が変わりますね。

 

また少しの色が入ってるだけで、普通の単行本とは一線を画します。

 

 

大量生産出来ないのが残念ですが、こんな本が書店に並んでたら、間違いなく目立つでしょうね。

 

 

今回も何かのヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

24 5月 2018

【実験的製本レポート】vol.51

【へんな本レポート】, 【束見本レポート】, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.51 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.51

 

  仕上がりサイズ:A5正寸:縦210×左右148×厚30

●  綴じ方:アズマ綴じ、ドイツ装

  表紙:NPCC#20と銘柄不明の用紙を合紙

  本文:240(色上質 特厚口

  コメント

 

今回は本の中に3種類の色紙を使用して製本してみました。紙自体に色がついているので、断裁面(三方)が綺麗に色分けされています。過去(http://www.eikyudo.com/?p=3232)に何度か白い紙に着色で色分けしましたが、その時以上にハッキリと色分けされておりとても綺麗に見えます。

 

背中にはクロスを貼り、表と裏表紙には20号のチップボールと用紙を合紙したものを貼り付けました。表表紙にはダイヤの形の抜き加工が施されており、窓枠のようになっています。

 

綴じ方はアズマ綴じ、いつものように180度まで開くフルフラット製本です。サイズは手のひらよりちょっと大きめのA5サイズになっています。

 

今回も何かのヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

15 5月 2018

【実験的製本レポート】vol.50

【束見本レポート】, 実績, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.50 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.50

 

  仕上がりサイズ:B6変形:縦196×左右137×17

●  綴じ方:アズマ綴じ、ドイツ装

  表紙:NPCC#20と銘柄不明の用紙を合紙

  本文:72(サテン金藤 46/135kg)

  コメント

 

今回は本の背中に2種類のクロスを貼ってみました。上と下の部分で2種に分かれています。共に鮮やかな色なので、境界線がハッキリとしていて、なかなか面白いと思いました。今回はちょうど真ん中が境界線になるように貼りましたが、比率を変えても面白そうです。また、2種ではなく3種、4種と増やすのも良さそうです。

 

綴じ方はアズマ綴じ、いつものように180度まで開くフルフラット製本です。サイズはちょうど手のひらに収まるB6変形です。私はこのサイズのノートが一番好きです。

 

制作においては、背中のクロスが重ならないように貼ることが求められますので、手作業ですが、曲がったりしないように気をつけました。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

何かのヒントになれば幸いです。

 

 

07 5月 2018

【実験的製本レポート】vol.49

【へんな本レポート】, 【束見本レポート】, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.49 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.49

 

  仕上がりサイズ:A5変形:180×左右97×10

●  綴じ方:アズマ綴じ、ドイツ装

  表紙:大昭和板紙スノーボード 表1-4 各2か所合紙

  本文:72ユーライト 46/110kg)

  コメント

 

今回は前回のストライプと違い、本の横方向にストライプになっている本を作ってみました。赤と黒が塗られていますが、間には塗られていない白い部分も有り、赤・黒・白の3色がストライプになっています。ストライプと言ってもブロックに近い感じですが、前回の作品とは全く違う印象になっています。

 

制作においては、マスキングテープを使い塗らないところをカバーして、塗装しました。マスキングテープを綺麗に貼れるかが、色の境界線を際立たせるのに重要になります。今回のように黒や赤など濃い色だと、白に対して境界線がハッキリするので、マスキングテープの貼り方が本当に重要だと思いました。

 

全体的には少しごちゃごちゃした印象ですが、実験的で面白い出来になったと思います。

 

何かのヒントになれば幸いです。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

24 4月 2018

【実験的製本レポート】vol.48

【束見本レポート】, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.48 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.48

 

  仕上がりサイズ:A4正寸:縦297㎜×左右210㎜×厚36㎜

●  綴じ方:糸綴り並製、ホローバック

  表紙:気泡紙 46/295k

  本文:400p(マットコート 46/135kg)

  コメント

 

今回は本の側面がトリコロールになってる本を作ってみました。

 

たまたま青と赤色があったので、前半の1/3部分を赤色、後半の1/3部分は青色で塗ってみました。まさにフランス国旗のようです。これなら他にも色んなトリコロールの国旗が作れそうです。ネットで調べただけでもこんなにありました。

 

「フランス」「イタリア」「アイルランド」「コートジボワール」「ルーマニア」「チャド」「ベルギー」「マリ」「ギニア」「リトアニア」「ブルガリア」「ハンガリー」「イエメン」「ルクセンブルク」「オランダ」「ロシア」「シエラレオネ」「エストニア」「ガボン」「アルメニア」「ドイツ」「ボリビア」

 

国旗なのでどれだけ忠実な色を出せるかが重要ですが、これだけの国旗の種類のノートがあったら面白そうですね。

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

17 4月 2018

【実験的製本レポート】vol.47

【束見本レポート】, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.47 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.47

 

  仕上がりサイズ:B4変形:縦318㎜×左右240㎜×厚5㎜

●  綴じ方:無線綴じ並製、本文全頁袋綴じ

  表紙:アヴィオンホワイト 46/135k

  本文:32p(モンテシオン 46/69kg)

  コメント

 

今回、見た目はごく普通の無線綴じの本を作りました。

 

一点だけ変わっているところと言えば本文が全て袋綴じになっているというところ。

背中の糊も一般書籍に使用されているホットメルトを使っているため、開きはあまり良くありません。ただ、やはり本文が袋綴じになっている事と、判型が大きい事から通常の書籍よりページの広がり方がしなやかに見えます。

 

 

最近、本文を袋綴じにしたいというご要望を多く戴きますが、それもこのような理由からなのでしょうか。

 

袋綴じにすると、本文のページ数を単純に倍にすることが出来ます。その為、ページ数の少ない薄いカタログなど、ボリュームを出すには良い方法です。また、本の小口側に重みが出来るので、前述のように本の開き方がしなやかに見えます。

 

アパレル関係のカタログなどに多く採用いただいているので、是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

11 4月 2018

【実験的製本レポート】vol.46

【束見本レポート】, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.46 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.46

 

  仕上がりサイズ:B6変形:縦148㎜×左右122㎜×厚11.5㎜

●  綴じ方:アズマ綴じ並製(背中にクロス貼り)

  表紙:チップボール#30

  本文:96p(キンマリSW 46/135kg)※三方側面に黒塗り、角切

  コメント

 

今回は、真っ黒のものを作ってみました。

中身は白い紙を使っていますので、ノートやメモ帳などには使えます。

 

ただ、今回の一番の特徴は、角切の部分でしょうか。

通常、角丸と言って角を丸くする加工はよくあるのですが、今回は角を落としてみました。

角を落としただけで随分と雰囲気が変わるものですね。

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

05 4月 2018

【実験的製本レポート】vol.45

【へんな本レポート】, 【束見本レポート】, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.45 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.45

 

  仕上がりサイズ:B5横長変形:縦200㎜×左右250㎜×厚38㎜

●  綴じ方:アズマ綴じ並製(背中にクロス貼り)

  表紙:チップボール#28にタオル地(手ぬぐい)を貼り付け

  本文:320p(キンマリSW 46/135kg)

  見返し:アラベールスノーホワイト 46/160kg

  コメント

 

今回は、表紙にタオル地の手ぬぐいを貼り付けてみました。

 

思いの外、面白い感じに仕上がってご機嫌です。

遠目から見ると何だか無機質な石膏ボードのような感じですが、段々と接近して見てみると、皆さんよく馴染みのタオルです。触ってみても、柔らかいいつも使ってるタオルです。朝、顔を洗うときや、手を拭くときに、、、毎日のように触っている、あの感触、まさにタオルです。

 

サイズはB5横長サイズでページ数も320pもあるので、かなりの重厚感を感じさせますが、触って見ると、とても柔らかで頬ずりしたくなるような感触です。

 

タオルは普通に四方が断裁してありますので、断裁面から糸クズがぼろぼろととれてきて、見てる側からあちこちに糸がついて回ったきますが、まぁ、そこは許していただいて、なんとまぁ、今までに無い、面白い雰囲気のサンプルが出来上がりました。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。