01 12月 2018

【実験的製本レポート】vol.67

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「実験的製本レポートvol.67

 

  仕上がりサイズ:A5変形:縦180×左右148×厚10

●  綴じ方:仮製本(コデックス装)

  表紙:無し

  本文:68p:(ユーライト 46/110k)

  付き物:腰帯、角切り

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皆さん、こんにちは。

 

また大幅に遅れた投稿となってしまいました。

 

今回は一言で説明しますと、コデックス装の角を切ったものに腰帯を付けた製本です。

 

特別変わった仕様ではありませんが、角を切ったというところが面白いですね。

写真をみてもらうとわかりますが、角を切った部分に掛かっている帯は角が切れていないので、そこに三角のスペースが出来ています。この隙間が何ともオシャレで今回は帯がゴールドなので特にその隙間がとてもいい感じを表現しています。

量産品で今回のように角を切ることは難しいですが、1,000部程度であれば十分に対応可能だと思います。

 

今回の仕様はどんな印象を与えるでしょうか?

 

少しでも何かのヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

21 11月 2018

【実験的製本レポート】vol.66

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「実験的製本レポートvol.66

 

  仕上がりサイズ:B5変形:縦188×左右180×厚13

●  綴じ方:糸綴り並製+背中に紙テープ貼り

  表紙:ユーライト( 46/110k)+芯材NPCC#20(Vカット)

  本文:62p:(ユーライト 46/110k)

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皆さん、こんにちは。

 

今回は1日遅れの投稿です。

 

今回は過去にも似たようなものを作っていますが、表紙がVカットされていて、中身(本体)が片方(表4側のみ)に付いている、一般的にはスイスブローシュア製本と呼ばれている装丁です。

 

Vカットと言うのは芯ボールの溝の部分がVの字にカットされていて、折り曲げた時にちょうど直角になるように出来ています。通常ですと2枚の芯ボールの間を少し空けて貼り付けますが、Vカットの場合1枚の芯ボールにV字の溝を作ります。

Vカットの場合は角が綺麗に90度になり、ちょうど直角に曲がりますので、全体的にもすっきりとした仕上がりになります。

 

今回の仕様はどんなモノに採用したら良いでしょうか?

 

少しでも何かのヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

13 11月 2018

【実験的製本レポート】vol.65

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「実験的製本レポートvol.65

 

  仕上がりサイズ:A5変形:縦200×左右148×厚18

●  綴じ方:糸綴り並製+背中にクロス貼り

  表紙:金色の紙(銘柄不明)+芯材NPCC#20

  本文:136p:16p折×8、8p(上質紙 46/135k)

  見返し:チップボール(1ミリ厚×2枚)

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皆さん、こんにちは。

 

またまた1週間ぶりの投稿となってしまいました。

 

サボり癖がついてしまったようで、新たに気を引き締めなければと感じています。

 

今回は紙の側面に色がついているボール紙を本文に、一緒に綴じたらどう見えるかとやってみました。

 

効果はそれほどでもなかったように感じます。

 

確かに側面が赤と青の紙が一緒に綴じられていますが、これは別に紙自体が赤でも青でも変わらないかな、と思っています。

 

過去に何度も本の側面が塗られている作品を載せていますが(http://www.eikyudo.com/?p=3232)、やはり全体がムラなく塗られている方が綺麗に見えますね。

 

今回は取り立てて特別ではありませんでしたが、少しでも何かのヒントになれば幸いです。

 

最後までお目通しいただきありがとうございました。

 

 

 

23 10月 2018

【実験的製本レポート】vol.64

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「実験的製本レポートvol.64

 

  仕上がりサイズ:A4変形:縦300×左右220×厚21

●  綴じ方:アジロ綴じ並製+背中にクロス巻き

  表紙:黒色の紙(銘柄不明)+芯材NPCC#28

  本文:両端折×50台(上質紙 46/135k)

  見返し上質紙 46/135k

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皆さん、こんにちは。

 

今回の案件は、全ページが両端折になっている本を製本してみました。

両端折と言われてもよくわからないと思いますので、こちらにイラストを貼っておきます。

図のように両サイドから中心に向かって紙が折り返されている折り方です。

ですので両サイドを開くと中面が見えます。

両サイドの窓を開くと、目の前に綺麗な景色が広がるような、そんなイメージでしょうか。

 

 

両サイドに開くと中に何かが隠れているんじゃないか? 別世界が隠れているんじゃないか?

などなど色々妄想を掻き立てられること間違いなしです。

 

たまに週刊誌などをみていると、袋綴じページなどで、すごくワクワクな気持ちになることありませんか? 両端折では完全には隠れませんが、似たような感覚です。

 

用途としては、やはり仕掛け絵本でしょうか。

 

扉を開くことによって、何か一つの謎解きになるような、扉を開いていくことによって、どんどん問題解決していくような、そんなストーリー性のあるものが面白いかもしれません。

 

今回の仕様も今までありそうで無かった仕様となっています。

皆さん、是非、何か面白い企画を考えてみてください。

 

今回も少しでも何かのヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

 

16 10月 2018

【実験的製本レポート】vol.63

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「実験的製本レポートvol.63

 

  仕上がりサイズ:B6変形:縦175×左右125×厚21

●  綴じ方:本冊:コデックス装、別冊:天糊

  表紙:ユーライト135k+芯材NPCC#17

  本文:本冊:192p(フールス紙)、別冊:32p(上質紙 46/110k)

  見返し:色上質:若草特厚口

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皆さん、こんにちは。

 

大変ご無沙汰してしまい、4週間ぶりとなってしまいました。楽しみにされていた方々には大変申し訳なく思っております。今回からは、また毎週続けていけるよう頑張ってまいりますので、応援お願いします。

 

今回の案件は、一つの表紙に2冊の本がセットされています。右側には天糊されているメモ帳みたいなものが貼り付けられており、左側には通常の書籍が貼られています。

 

特に呼び名のある製本スタイルではありませんが、似たようなもので左側にiPad、右側にメモパッドが付いているケースを見たことがあります。それと同じようなものです。

 

用途として例えば思いついたのは、左側に計算問題などがあり、右側に計算用紙としてのメモパッドが付いてるような、それだとバラバラにならずにメモも残りますので、どういう風に計算したか、履歴として残るので良いかと思います。

 

その他にも、例えばスケッチの練習帳とか、左側のお手本を見ながら、右側のメモパッドで練習するみたいな、そんな使い方が出来るかと思います。

 

今回の仕様も今までありそうで無かった仕様となっておりますので、是非皆さん、用途を考えて面白い企画を考えてみてください。

 

今回も少しでも何かのヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

 

05 9月 2018

【実験的製本レポート】vol.62

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「実験的製本レポートvol.62

 

  仕上がりサイズ:B5正寸:縦257×左右182×厚15    

●  綴じ方:アジロ綴じ並製

  表紙:ヌバテックス+アートポスト220kを表裏合紙

  本文:96p:上質紙 46/70k

  本文(中綴じ):16p×2:上質紙 46/110k

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皆さん、こんにちは。

 

今回の案件は、過去に製本したものに似ていますが、ブックインブックと呼ばれる製本スタイルです。

 

参考書や問題集などでよく採用されていますが、一緒に綴じてある一部の本が取り外し可能になっているものです。

 

例えば問題集だと解答部分だけが取り外し可能になっていたりします。

 

今回はそのスタイルで製本してみました。

 

ただ、巻頭と巻末の両方にそれぞれ中綴じ(ホチキスのような針金で綴じてあるもの)がセットされています。

 

もちろん両方とも取り外しが可能になっています。

 

どんなコンテンツに相応しいか、なかなかアイデアが出てきませんが、巻頭と巻末に取り外し可能な冊子があることによって何か便利になったり、役立つコンテンツがあるような気がします。

 

今回はいつもよりちょっとインパクト弱めですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

少しでも何かのヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

29 8月 2018

【実験的製本レポート】vol.61

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「実験的製本レポートvol.61

 

  仕上がりサイズ:B6変形:縦168×左右95×厚18

●  綴じ方:アズマ綴じ並製+背中にクロス巻き

  表紙:#20チップボールにビニールクロスを合紙

  本文:48p×2冊:(仮)粗目紙 厚さ/未明

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こんにちは。

 

今回も非常に凝った作品です。

 

1冊の本で前半部分と後半部分で開く向きが逆になっています。

 

前半が右開きだとすると後半が左開きです。

 

用途としては、どんなものがあるか想像しにくいですが、例えば前半は英語で後半は日本語で書かれている読み物だったり、とにかく本をひっくり返さないともう片方が読めないという仕組みになっているので、何か同じシリーズでバージョン違いの2冊を一つにするといった感じですね。

 

パッと見ですと、作りがどうなってるか良くわかりませんが、上から見ると良くわかります。

 

Z型になっていて前半と後半部分の違いが良くわかると思います。

 

背中にはクロスが貼られていて、本の開きもとても良く出来ています。

 

今回は実用性に欠けるところもありますが、何らかのヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

08 8月 2018

【実験的製本レポート】vol.60

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「実験的製本レポートvol.60

 

  仕上がりサイズ:A5変形:縦224×左右153×厚20

●  綴じ方:アズマ綴じ並製

  表紙:タイルカーペットを表裏合紙

  本文:96p:ダルアート 46/135k

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こんにちは。

 

今回は今までで一番奇抜なアイデアかと思います。

 

なんと表紙にタイルカーペットを貼ってみました。

 

いわゆるカーペットですが、皆さんのお住まいでも使われている、あのカーペットです。

 

裏がゴム素材になっていますので、カッターなどで簡単に加工出来ます。

 

過去に壁紙やタオルなどを表紙に採用したことがありますが、それと似た感覚ですね。

 

弊社にたまたま余っていた1枚のカーペットを使ったので種類は選べませんでしたが、

多種多様なカーペットが市場にはたくさん販売されていますので、

もしこれがうまく行けばこの先にも色々発展していくかもしれません。

 

今回で60回。

ちょうど記念かとも思える最近のネタ切れの中で生まれてきたアイデアなのでとても嬉しいです。

 

最後の写真は本を開いて、表紙を上面にした写真です。

こんな風にしたら、本では無い何か別の使い方があるかもしれません。

 

今回はとても満足感の得られる試作品となりました。

 

また何かのヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

02 8月 2018

【実験的製本レポート】vol.59

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「実験的製本レポートvol.59

 

  仕上がりサイズ:A5変形:縦224×左右153×厚10

●  綴じ方:アジロ綴じ並製、仮フランス表紙

  表紙:ヌバテックス+アートポスト220kを表裏合紙

  本文:96p:ダルアート 46/135k

  見返し:2p×2:色上質 鼠 46/110k

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皆さん、こんにちは。

 

今回は前回同様、表紙にビニールクロスとアートポストを合紙したものを採用しました。

 

前回は鮮やかな青色でしたか、今回は真っ黒のビニールクロスです。

 

ヌバテックスという銘柄ですが、革の様な触感があります。

 

ちょっとヌメッとしていて、革の様なシワがあります。

 

そんな外観のためか高級感も感じられます。

 

今回はそんな表紙を仮フランス装と呼ばれるスタイルで採用しました。

 

一見、小口側が折り返されているので、一般書籍のカバーの様にも見えますが、背中が綴じられています、カバーの様な表紙ということですね。

 

こういったビニールクロスや合皮を使用した書物って少ないですが、一気に付加価値が増すと思いました。単価を下げて大量ロットで生産し多くが返本される現況も良しですが、価値の高いものを必要なだけ作って大切に使っていくという考え方に今後はシフトしていくのかなぁと、ふと思いました。

 

どう言った形で役に立てるかわかりませんが、今後も面白いものを作り続けていきたいと思います。

 

今回も何かのヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

25 7月 2018

【実験的製本レポート】vol.58

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「実験的製本レポートvol.58

 

  仕上がりサイズ:B5正寸:縦257×左右182×厚8

●  綴じ方:アジロ綴じ並製

  表紙:ヌバテックス+アートポスト220kを表裏合紙

  本文:124p:上質紙 46/70k

  見返し:4p×2:上質紙 46/110k

  帯:寒冷紗

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皆さん、こんにちは。

 

ここ最近は本当にネタ切れになっており、アイデアを絞り出すのが大変になってきてます。とはいえ、一度続けると決めた以上、噛り付いてでも何かを出し続けていきたいと思ってます。

 

少しづつ不定期になりかけていますが、温かい目で見守ってもらえれば幸いです。

よろしくお願いします。

 

今回は表紙にビニールクロスとアートポストを合紙したものを採用、本文は上質紙を使用、そして通常のアジロ綴じでくるんでいます。

 

ただ、それだけでは過去にも作った作品と同じ仕様になってしまうので、今回は寒冷紗を帯のように巻いてみました。

 

通常、寒冷紗というのは、本の強度を出すために表紙と本文の間の背中に貼るものです。メッシュ網のようになっていて、目の粗いものから細かいものまで何種類かあります。

 

今回使用したものは細かい部類の方かと思いますが、表紙の色が濃い色なので、網の隙間から下地が良く見えて、本が腹巻きでも巻いているようで面白いと思いました。

 

 

今回も何かのヒントになれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。