02 8月 2018

【実験的製本レポート】vol.59

【へんな本レポート】, 【束見本レポート】, 実績, 実験的製本レポート, 栄久堂のブログ 【実験的製本レポート】vol.59 はコメントを受け付けていません。

「実験的製本レポートvol.59

 

  仕上がりサイズ:A5変形:縦224×左右153×厚10

●  綴じ方:アジロ綴じ並製、仮フランス表紙

  表紙:ヌバテックス+アートポスト220kを表裏合紙

  本文:96p:ダルアート 46/135k

  見返し:2p×2:色上質 鼠 46/110k

  コメント

 

 

皆さん、こんにちは。

 

今回は前回同様、表紙にビニールクロスとアートポストを合紙したものを採用しました。

 

前回は鮮やかな青色でしたか、今回は真っ黒のビニールクロスです。

 

ヌバテックスという銘柄ですが、革の様な触感があります。

 

ちょっとヌメッとしていて、革の様なシワがあります。

 

そんな外観のためか高級感も感じられます。

 

今回はそんな表紙を仮フランス装と呼ばれるスタイルで採用しました。

 

一見、小口側が折り返されているので、一般書籍のカバーの様にも見えますが、背中が綴じられています、カバーの様な表紙ということですね。

 

こういったビニールクロスや合皮を使用した書物って少ないですが、一気に付加価値が増すと思いました。単価を下げて大量ロットで生産し多くが返本される現況も良しですが、価値の高いものを必要なだけ作って大切に使っていくという考え方に今後はシフトしていくのかなぁと、ふと思いました。

 

どう言った形で役に立てるかわかりませんが、今後も面白いものを作り続けていきたいと思います。

 

今回も何かのヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。