01 7月 2016

温故知新

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おはようございます。

今日から7月、あっという間に一年の半分が過ぎてしまいましたね。

今日も暑い1日になりそうですが、後半一年スタートの日として気持ちを新たに過ごしていきたいと思います。

 

本日のブログは、弊社にある古い製本機械について書きたいと思います。

 

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こちらの写真の機械は「焼きつけ」と呼ばれるもので、多分4〜50年位前のものだと思われます。(機械についているラベルもよく見てみると電話番号の局番がまだ3桁です。)

 

従来の使い方は、機械の鉄板部分にガスで点火させ熱くなったところで、本文に糊や膠を付けて表紙と接着させます。熱の入った鉄板で上下・左右の両方から締め付け、本文と表紙を合体させます。右と左の2連式になってますが、所詮、片方で5冊程度づつしか作業が出来ないので、生産量と言ったらたかが知れてますよね。でも昔の職人さんはこれらの機械を使って、数千冊〜数万冊も生産していました。

 

ただこの機械、今となっては昔のような使い方はしていませんが、本を締めると言う作業においては大変便利です。熱を入れずにただ締めるだけですが、ちょっとした作業を行うときに便利です。最近の機械はほとんどがラインになってますので、最初の工程から最後の工程まで一貫生産となっており、途中の工程だけの作業を行うことが難しくなっています。なので、ライン途中のこの締めるという作業だけを抜粋して行う場合に、この機械は役に立つのです。

 

この他にも30〜50年前の機械がいくつもあります。どれも昔と同じように使っていたら、何の価値も産まない機械ですが、使い方をちょっと工夫することによって、今の時代に合った、かつ現代の機械と一緒に使うことによって新たな価値を生み出すことが出来るのです。

 

まさに「温故知新」、古きを訪ねて新しきを知る、弊社の古い機械を眺めながらそんな事を思いました。