04 2月 2016

上製本の角丸表紙

未分類 上製本の角丸表紙 はコメントを受け付けていません。

こんばんは、木曜ブログ担当の佐藤です。

今日は朝から現場作業だった為、あっという間の1日でした。

おかげでもうすぐ22時、今日最後の仕事となりそうです。

 

今回のブログでは上製本の角丸表紙を紹介したいと思います。

 

まず角丸加工が施されている上製本ってなかなか見ないと思います。

有名どころでは手帳のモレスキンなんかが角丸になっていますが、その他は書店に行ってもまず見かけないですね。ちょっと角が丸くなってるだけなのに印象が随分と変わります。

 

IMG_0162

 

 

 

 

 

 

 

 

 

角丸加工した芯ボールに表紙を貼ると言ってもパターンがあります。

(ここでご紹介するのは2パターンですが、どうやらもう1パターンあるようです)

 

一つ目は手作業で餃子の皮のようにいくつものシワを作りながら、曲線に沿った状態で貼る方法。

IMG_0165 IMG_0166

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは曲線に沿って貼るのでとても綺麗です。ただ手作業の為、量産には適しません。また当然ながら単価も上がります。最近ではこの作業を出来る職人さんが全国でも数人しかいないとの事で、今まで以上に仕事が集中してしまい、お客様のご要望に応えられなくなっている状況です。

 

二つ目は機械作業で通常通りの貼り方で角を潰す方法。

IMG_0163 IMG_0167

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは一つ目のシワを作って曲線に沿って貼る方法と違って、曲線が滑らかに表現出来ません。簡単に言うと機械で角を潰してごまかしているのです。ですので表紙や芯ボールが厚かったり、またR(カーブ)が大きかったりすると、ごまかしが効かなくて綺麗に出来ません。ただ、機械作業ですので量産も可能で、かつ単価もそれなりに抑えられます。

 

このように上製本の角丸表紙を一つ取ってみても、貼り方にいくつか方法があったりメリットデメリットがあったりと、見えないところで色々なドラマがあります。これから、もし上製本の表紙の角丸を見掛けたら今日のブログをちょっと思い出してみてください。すると、ちょっと見方が変わって面白いかもしれません。