02 3月 2015

大型サイズの作品集(2)

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ここ最近は、日中の気温の暖かい日が少しづつ増えてきたような気がします。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は前回ご紹介しました大型本の作り方を、少しではありますがご案内します。
まず最初に四六全判の用紙を二つに折ることから始めました。今回の本文はお客様の方で印刷をされましたが、一枚づつしかありませんので、間違いは許されません。シワ、汚れ、曲がりなどが起きないよう十分注意を払いながら、二つ折りにしました。
次に本文を揃えて仮綴じします。うまく綴じる為にはうまく揃えなければなりません。揃えると言っても、通常のA4サイズ程度の用紙を揃えるとはわけが違います。体全体を使って揃えます、そして次は仮綴じ。二つに折った袋になっている方を揃えて反対側を断裁します。そして紙がズレないようにクリップで止め、糊付け仮綴じします。
次に表紙を作ります。通常2〜3ミリ厚のボール紙を使用しますが、今回は大きさが大きさなだけに5ミリ程度の合板ベニアを使いました。糊を使うので、反る可能性があることも懸念してのアイデアです。合板全体に糊を付けクロスを貼ります。通常は貼り付けた後のプレスは機械でするのですが、さすがにこの大きさまでのプレス機械は無いので、パレットの上に500キロぐらいの重しを乗せて一晩置いてプレスしました。さすがに一晩置いておくと糊のつきも良く、とても出来の良い本に仕上がりました。
やはり大きな本は良いですね。
紙面が大きいですし、一ページずつページをめくる動作の中で一ページずつの内容を噛み締めながら、そして映像もしっかり脳に焼き付いていきます。リアルな本はこの一ページずつページをめくる動作が良いですね。